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こんにちは。不登校支援センターです。

こちらでは親御さんからお子さんへの
かかわり方についてお伝えしていきます。
今回はその1回目ですね。

さて、いきなりですが質問です。

今回、なぜ?こちらの記事を
読もうと思ったのでしょうか?

­­­­­­­­
最近、なんだか
子どもの様子がおかしいな…。
­­­­­­­­
学校には行っているけど、
楽しくなさそうだ…。
­­­­­­­­
以前は明るい子だったのに、
今は家でも元気がなさそう…。
­­­­­­­­

こちらの記事を
ご覧になっているということは
もしかしたら『前とは違うお子さんの変化』に
気づいているのかもしれません。

だからこそ、お子さんが抱えている苦しさを
何とかしてあげたくて、
「今、私にできることはないか」と、
その思いでご覧いただいているのかもしれません。

心に何か悩みを抱えているお子さんにとって、
ご家族のかかわりは
とても大きな支え、力になります。

私たちもできる限り、
皆さまのお力になれるような情報を
お届けしたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

では、今回の本題
「お子さんは今どんな状態なのか?」
このことを理解することから
一緒に始めていきましょう。

早速ですが、以下を読み、
その状況を想像してみてください。

あなたは今、体調を崩していて、
病院に行こうとしています。

質問です。

あなたは、病院に行って
今、何をされましたか?

病院に行って、
いきなりお薬を出されることは
ないですよね?

きっと問診表を書いたり、
医師の方に症状を伝えたりしてから、
お薬の処方があったはずです。

そうなんです。
あなたの症状にぴったりな処方箋を出す為には、
まずは、自分の症状を理解することが必要です。

不登校というテーマにおいても、
お子さんが不登校という行動を
取らなければいけない状況になる前に、
お子さんがどのような事で苦しみ
そして、悩んでいたのかという
「お子さんの現状理解」が大切になるのです。

不登校支援センターでは
お子さんに心の悩みが生まれてから、
不登校という行動をとり、
また復学していくまでの心の状態を
6つの段階に分けて考えています。

【1】予備期
【2】初期
【3】本格期
【4】安定期
【5】登校刺激時期
【6】経過観察時期

特に【1】予備期の段階は、
お子さんは学校には登校しているのですが、
心にストレスを抱え、
いつ不登校になってもおかしくない段階です。

今抱えているストレスを
なんとか乗り越えようと、
子どもが自分なりに
対処しようとしている段階です。

自分でなんとかストレスに対処して
乗り越えていく子もいますが、
一人ではどうしようもないほどに
ストレスが大きくなった際、
不登校という行動をとる可能性が出てきます。

実際…
不登校支援センターにご相談に来られる
多くのご家族の方々も
「今思えばあのときから様子が変だったかも」
と何らかの異変に気づかれています。

では、お子さんが
「予備期の段階にある」という時は
どのような様子なのでしょうか?

注意したい言動についてお伝えしますね。

まずは、こちら
「登校前の準備が遅くなった」

今まではスッと準備をしていたのに、
時間がかかったり、
イライラしている様子が見えたりします。

­­­­­­­­

続いて、
「夜更かしをするようになった」

ゲームなどに没頭したり、
ベッドに入っても
眠れなかったりすることもあります。

­­­­­­­­

「宿題をやらなくなった」

宿題が難しくなる。宿題の量が増えてくる。など
宿題がしにくくなることもあるようです。

また、宿題の量や質(難しさ)だけが問題ではなく、
勉強に集中することや、
何かに一心に取り組むということ自体が
難しくなることもあります。

そして宿題が終わらないことも
学校に行きにくい理由となることがあります。

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「部活を休みがちになった」

練習についていけない(ハード)
部内での人間関係(立ち位置)など
様々な可能性が考えられます。

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「習い事を休みがちになった」

学校との両立が難しかったり、
通う塾によっては
学校よりも難しい勉強をしている所もあり
そのストレスを抱えている子もいます。

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「先生や友達に対する
ネガティブな発言が増えた」

仲良かった子の悪口を言うようになったり、
「みんな自分のことを嫌いなんだ」など
極端なことを話す子もいます。

いかがでしょうか。

色々と言動を書きましたが、
このような言動が全て
不登校につながるわけではありません。

ですが、もしお子さんが
こうした言動をされているのであれば
何らかの悩みを抱えている。
という事になります。

お子さんの悩みが少しでも楽になるよう、
今できることを
ひとつひとつ実施していきましょう。

ただ、出来ることをする為には、
まずは、現状把握です。

例えば「宿題の量が多いから、困っているようだ。
宿題を減らしげ上げよう」という前に、
「宿題の量が多くて困っているようだ。
前は同じ量でもこなしていたけれど、
前と今ではこの子に何か変化があるだろうか?
宿題に対しての気持ちや考え方が変わってきたのだろうか?」
など「行動を取る=宿題を減らす」前に、
しっかりとお子さんの現状や
気持ちの変化を見ていきましょう。

是非これまでのお子さんの様子を
振り返ってみることから始めてくださいね。

もし、どうしたら良いか解らない。
そう思われたのなら
一度、当支援センターが行っている
無料面談を受けて見るのも良いかもしれません。

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無料面談について詳しくはこちら
https://www.futoukou119.or.jp/lp/11
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最後までお読みいただき
ありがとうございました。

いかがでしたでしょうか?

1回目は、これで終わりです。
次回は予備期の段階から
学校を休み始める初期にならないよう、
ご家族でできる大切なかかわりについて
お話します。

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