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「話すこと、聴くこと」を続ける為の方法

こんにちは。不登校支援センターです。

いよいよ、今回で6回目となり、
次回の最終回を
残すのみとなりました。

今回までに、
お子さんが抱えているストレスや、
不登校という行動の背景には
何があるのか?

そして、ストレスを和らげ、
前に進むためには
「話すこと、聴くこと」が
大切になるとお伝えしてきました。

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お子さんの話を
耳を傾けて聴いてみる
——————–
気持ちを受け止め、
自分の感情を冷静に伝えてみる
——————–
など…

取り組まれてみましたでしょうか?

また、取り組まれてみて
いかがだったでしょうか?

会話というのは、
相手がいて成り立つものなので、
お子さんの機嫌など
状況によっては
お話しするのが
中々難しいかもしれません。

今回のお話では、
既に取り組まれた方、
これから取り組もうとされている方に、
実際に取り組まれた方々の
声を紹介したいと思います。

実際に取り組まれている方に、
やってみてどうだったか?を
振り返っていただくと、
やっぱり、皆さん、難しさを感じているようです。

例えば…

傾聴しようと思って、
じっくり話を聴こうと思ったけど…
——————–
子どもの話を最初は聴けるんだけど、
甘いところがあって
腹が立ってしまう。
そこでついつい言っちゃった…。
——————–
なるべく聴こうとは思うんだけど、
ゲームやら、アニメやらの
話ばっかりで
こっちが疲れちゃった…。
——————–

「Iメッセージ」で伝えてみたけど…

——————–
特に反応は
返ってこなかったです…。
——————–
びっくりしたみたいで、
なんか変だよって言われました…。
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また、リフレーミングを
しようと思ったんだけど…
——————–
なんか思うように
言葉が思い浮かばなくて
すぐには返せなかった…。
——————–
『僕はそう思わない』って
否定されちゃいました…。
——————–

このように、
いざ取り組み始めたものの、
なかなか思うような反応が
子どもから返ってこない、
思うように言葉が出ない、
というお話をよく聞きます。

実際にやってみると
色々とわかるのですが
自分の言葉を変えるのは
結構大変なんですよね。

親御さんも、
今まで感覚で
自然に話せていたことを、
考えながら話すようになるため
違和感があったり、
言葉もぎこちなかったりするようです。

自分の言葉として
自然に出るようになるには、
少し慣れも必要かもしれませんね。

そして、
それはお子さんにも
当てはまることなのです。

例えば…
今までお子さんに
あえて厳しく接してこられた親御さんがある日、

急に…
「今日はとっても頑張ったね」

などと言ってきたら、
お子さんはどう感じているでしょうか?

「何かいつもと違うな」
と戸惑ったり、
怪しんだりするかもしれません。

しかし、お子さんはそのタイミングで
親御さんの態度がいつもと違う、
という変化(うれしい変化)に
気づくことになります。

できることから一つ一つ
行動に取り組むことが、
できることをやり続ける習慣となります。

そして、その習慣は、
お子さんにとっては
親御さんの新たな態度、
優しさや温かな気持ちとなって伝わります。

上手くいかなくても
落ち込んだりしなくて大丈夫です。

親御さんのかかわりが
変わる変化そのものが、
お子さんにとっては
大切な支えとなります。

できないことを責めるのではなく、
できることを、できる範囲で
やっていきましょう。

スモールステップの積み重ねが、
継続した変化や
新たな展望につながる
一歩となるのです。

いつも最後までお読みいただき
ありがとうございます。

6回目のお話は、これで終わりです。
次回は最終回となります。
それではまた。

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